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TOKIWAGI annex KARATSUMONO by Yumi Terauchi

■SPRIING EVENT
TOKIWAGI annex
KARATSUMONO I Yumi Terauchi  唐 津 も のI 寺内 ユミ
2023.4.8 SAT. - 4.23 SUN.

Celebrating 1st anniversary for the publication of modern Kogei Art Book, "There I sense something" by Yumi Terauchi, we are having an exhibition titled "KARATSUMONO" . It's focusing on new KARATSU wares, and also products and photographs by Yoshitaka Koshiya featured in the book.


寺内 ユミ 作品集-ART BOOK 「There I sense something / そこにある何か」出版1周年記念企画展


2021年秋、プロダクトデザイナー寺内ユミさんは活動の場を長年暮らした東京から故郷唐津に移住。
昨年春、自身がデザインした現代工芸のアートブックを自費出版。今作品集は、2022年第25回「日本自費出版文化賞」の
最優秀賞の「大賞」を受賞しました。昨秋、唐津にギャラリー「TOKIWAGI」をオープン。アート、現代工芸作家
とのコラボレーションの企画展を精力的に行なっています。

今展では、粗野さの中に大らかな味わいがある唐津焼を「唐津もの」と題して、寺内ユミさんの審美眼を通して生まれた新作テーブルウェアをご紹介します。またアートブック作品集に掲載された工芸作品及び越谷喜隆写真作品をセレクトして展示販売します。
唐津焼は古より中国大陸、朝鮮半島との交流が盛んな地名「唐津」-「唐(中国大陸等)へ渡る津(港)」という意味から由来したと言われ、唐津は渡来した陶工たちから受け継がれた技術も多いと伝えられています。
九州北部はいち早く焼き物の産地として栄え、「唐津もの」は、唐津港から出荷された陶磁器の総称を指します。
西日本の焼き物全般を表す言葉としてもその名が使われるようになりました。

新作の鉄の台と唐津焼作品について
「 新しい食のスタイルをつくりたい、見立てる楽しみのあるものをつくりたい、と思っていました。
改めて唐津に戻り、地元の工芸でものづくりをしたいと考えました。唐津焼の作家さんを訪ねて、
各々の個性を感じた時、私のデザインで、この個性を活かすにはどんなコラボレーションになるのか?
どのようにしたら美しい化学反応がおきるか?と想いを巡らせました。
思案の中で、 私は以前から温めていた三品用のアペタイザースタンドを思い起こし、素材、デザインを
ブラッシュアップして仕上げました。 」
プロタクトデザイナー 寺内ユミ

■企画展:
TOKIWAGI annex -KARATSUMONO by Yumi Terauchi I 唐津もの 寺内 ユミ

■会期/日時:
2023年 4月8日(土)~4月23日(日):11:00-20:00

■場所:
STYLE MEETS PEOPLE 東京ミッドタウン(六本木)
107-0052 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F
Tel:03-5413-3705
info@stylemeetspeople.com

■展示作品/作家:
[鉄の台] デザイン:寺内ユミ
製作:Um Dimm(ウーム ディム) ⽯川 ⼤輔・真由美による鉄作家ユニット
2003 年 東京都⽂京区にて始動。2008 年からは埼⽟県川⼝市にて制作活動中。 鉄、ステンレスの
特注 オーダーの建築⾦物や店舗什器なども制作も⾏う。鉄の 持つ素材感とシャープなラインを組み合わせて、
幾何学をモチーフに鉄と向き 合いながらひとつひとつ丁寧に制作しています

[⿊唐津 四寸皿] デザイン:寺内ユミ/Yumi Terauchi
製作:陶芸家 ⼟屋 由起⼦/Yukiko Tsuchiya
1971 年 唐津に⽣まれる 1998 年 唐津・中⾥隆⽒に師事
2002 年 現在地・唐津に由起⼦窯設⽴
2020 年 呂者堂料理教室(⼟屋英⼆⽒講師)主宰 以降各地にて、個展・グループ展で作品を発表

[唐津焼 銅結晶釉 三寸皿/四寸皿/五寸皿] デザイン:寺内ユミ
製作:吉永サダム/Sadamu Yoshinaga
⿓⾕⼤学卒業後に佐賀県⽴有⽥窯業⼤学校へ進学。 有⽥窯⼤・専⾨課程卒業後、
嘱託⾮常勤・助⼿として2年間の勤務。 その後、佐賀県嬉野市「⾵ン⾕ 淳窯」野村 淳⼆⽒に師事。
2006年初春に伊万⾥市の⾃宅⼯房にて独⽴

[風景写真]
撮影・プリント:越谷 喜隆 / Yoshitaka Koshiya
青森生まれ、岡山倉敷在住。
写真家。岩宮武二 師事。東京で広告写真家(1972〜2013)として活動する傍ら、2006年より
作家活動にて国内外を旅して風景写真を撮影している。プリントは全て自身が行い、
その絵画的な繊細な美しさが際立つ色調が秀逸。コロナ禍に海外への撮影がままならない時期より、
長年撮りためた膨大な写真のアーカイブ制作、プリント技巧に磨きをかける日々を送る。
その合間を縫って愛車に乗り、風景と対話しながら国内を旅し、精力的に撮影を続けている。

「TOKIWAGI annex]STYLE MEETS PEOPLE × TOKIWAGI
寺内ユミさんが故郷唐津にオープンしたアート&現代工芸ギャラリー「TOKIWAGI/トキワギ」。唐津には、虹の松原(日本三大松原のひとつに数えられる景勝地)があります。常に変化を続けることで不変の姿を保ち続ける常盤木である「松」のようにあり続けたいと願い名付けた「TOKIWAGI」。

STYLE MEETS PEOPLE/東京 × TOKIWAGI/ 唐津のコラボイベントを随時開催し、寺内ユミさんの感性、故郷唐津の暮らしから生まれるプロダクトや日本の現代伝統(的)工芸品をご紹介してまいります。