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YUKI-SIS at STYLE MEETS PEOPLE 2018.4.20 FRI - 5.20 SUN

■ART MEETS PEOPLE Vol.025
2018.4.20 FRI - 5.20 SUN
Gallery YUKI-SIS at STYLE MEETS PEOPLE

新緑の季節、STYLE MEETS PEOPLEでは、Gallery YUKI-SISとコラボレーションしたグループ展を開催いたします。湯浅克俊(木版)、Elizabeth Leroy(写真/コラージュ)、Monica Chlebek(油彩)、Dawid Czycz(油彩)、日出真司(写真)の作品を展示しています。

現代美術画廊、Gallery YUKI-SISYUKI-SIS(ユキシス)の名前の由来は、ギャラリスト/ディレクター寺嶋由紀氏/YUKI TERASHIMAの名前YUKIと、エジプト神話の女神ISISをかけた造語。
寺嶋氏は銀座の老舗ギャラリー等で企画展、運営、アートフェアの出展等で経験を積み独立。現在日本橋にて独自の企画展、国内外のアートフェアにも出展し、新進気鋭の若手作家の作品を意欲的に紹介しています。

「 江戸時代より日本橋は街道・水運の要として、多くの人々が集まり、産業・文化の中心地として栄えてきた街です。昔から続く老舗とともに、質の高い作品、思想を社会に発表するアートギャラリーとして、 また、人と人が出会う、磁場のような存在を目指します。」 YUKI-SIS ディレクター 寺嶋 由起

■Gallery YUKI-SIS
http://yuki-sis.com/
https://www.facebook.com/yukisis

■ARTISTS紹介
-湯浅克俊/Katsutoshi Yuasa(Japan)

1978年東京生まれ。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻卒業後、渡英。2005年ロイヤルカレッジオブアート(ロンドン)修士課程修了。日本をはじめイギリス、ドイツなどを中心に個展多数。世界中のアートフェア、ワークショップ、アーティストインレジデンスなどに参加。
木版作品のモチーフには、自らが撮影した写真、またはインターネットなどからの画像を用いている。長時間の手作業の制作過程で、作家の思想や解釈が加わり、自らの手でバレンを使って摺り上げた時初めてその姿を現します。日本の伝統技術と、デジタル技術とが融合した湯浅の作品は、歴史と現代との時間軸を考慮しつつ、木版の新たな可能性を追求する姿勢が宿っている。
2018年4月名古屋市美術館、7月横浜美術館で開催される「モネ展ー~それからの100年」にて、モネに影響された日本人作家の1人の一人として展示される。

-Elizabeth Leroy (France)

彫刻家を母に持つ彼女は、幼少期からアートに慣れ親しみ、絵画、ドローイング、版画、写真など、さまざまな技法を試みながら数々の作品を作り続けている。
パリのルーブル美術館近くにある、老舗の劇場、コメディーフランセにて舞台美術の制作を担当、最近では自らが撮影した写真にドローイングやコラージュを施す作品を発表。現在はパリ郊外のコンピエーニュ市在住。個展多数。

-Monika Chlebek (Birth. 1986 / Poland)
-Dawid Czycz (Birth. 1986 / Poland)

ポーランドの京都とも言える旧都市、クラコフで活動しているこのMonika ChlebekとDawid Czyczは、ともにAcademy of Fine Arts in Krakowを卒業。ポーランド国内のコマーシャルギャラリーや美術館をはじめ、ヨーロッパ各国で活躍する新進アーティストです。
もともと、ルネ・マグリットなどに代表されるシュールな世界を描くのが得意な彼らですが、両作家とも油彩、キャンバスを技法に選んでいます。比較的うす塗りで、どこか不穏なムードを描くMonika Chlebekの作風に対して、Dawid Czyczは想像上の世界を技巧的に仕上げています。どこか大真面目で、ユニークな彼らの作風は、ポーランドという日本ではまだあまり知られていない東欧の異国のイメージと重なり、私たちに新しい世界を見せてくれています。

-日出真司/Shinji Hinode

1962年 東京生まれ。武蔵野美術短期大学で商業デザインを学び、現在はフリーランスのグラフィックデザイナーとして活躍する傍ら、写真家として建築、建物などに纏わる数々のパブリックアートで活躍、個展も多数。作家は私たちが日常見落としてしまう何気ない景色を、異なる視線から捉え、そこに新たな美しさやストーリーを生み出す、不思議な写真を創り出している。